先日、ロードバイクで走行時、死ぬかと思ったお話です。誰のためにもならないかもしれませんが、誰かのためになるかもしれないので、書いておこうと思います。
ロードバイクで車道を走る危険性
自転車は、軽車両とみなされるため、道路交通法上『自転車は車道が原則。歩道を自転車で走るのは例外時のみ』となります。
歩道に「通行可」の標識等がある場合は歩道を自転車で通行できる決まり。
- 運転者が13歳未満の子供
- 70歳以上の高齢者
- 身体が不自由な場合
- 車道や交通の状況からやむをえない場合
これがですね。ロードバイクで車道を走る場合、危険だらけなんですよね！
例外に当てはまらなかったので、ヤバそうな車道に侵入した結果、『死ぬかと思った』恐怖の経験をすることになりました。
車両進入禁止などの標識もない単なる一方通行
信号待ち。私は信号を渡って右側に進みたかったので、歩道の状況や道路の状況をぼんやりと確認。『歩道ではなく車道を走るべき』だと判断しました。
車道を走る自転車は、車道を走る車が守るべき交通ルールに従うのが鉄則。この道路に示された標識はこの２つのみ。駐車禁止と40kmの速度制限。
交通量はさほど多くはないものの、大型の車輛がブンブン走っていきます。路肩は砂利やゴミで汚れていて、踏めば落車の危険がありそう。ギリギリのキープレフトで走るしかない。『ヤバくなったら左側の歩道に入ろう』そう思っていました。
※↑この写真は翌朝、わざわざ撮影したものです。
それがですね。歩道に入るタイミングを逃しました。『なんだか雰囲気がヤバい』と思ったので歩道に入りたかったのですが、駐車車両がある上に。。。
なんと歩道自体が、無くなってしまった！止まることも速度を落とすこともできず、そのままの状態で直進するしかなくなってしまった。
うしろからは、結構な速度の車輛が走ってくるので、後方確認・ちんたらしてたら、それこそ追突されてもおかしくない。
嫌な予感は現実に。『合流注意』の文字が路面に。注意と言われても、後ろから車走ってきてるし左側からは高速出口で結構な速度で車が走ってくるし！
右にも左にも進めず、そのまま必死で漕いでスピードあげて直進するしかなくなりました。
このチャリカスがぁぁ！！！！
って、言われるやつです。ごめんなさい。ど真ん中を走るロードバイク。なにやっとんねん。
反省と教訓
- ヤバそうなときは歩道を走る
- 知ったつもりは知らないと同じ
- どうしようもない時は全力でまっすぐ走るしかない
- 後方確認できない状況に追い込まれることもあると覚悟する
- もっと標識を確認する癖をつける（今回は無かったが）
- やってしまったら、「ごめんなさ~い！助けて～！」と叫びながら必死で走る
・・・生きててよかった。マジで怖かった。
高速道路の出入り口に沿った道路は要注意！以後、気を付けます。
