どうでもいい日々のこと

最高のコーチは、教えない|~四つのステージを見極めないと「潰れる」~

あなたの周りには、潰れてしまったバドラー、いませんか?特にミックスダブルスでは、良くある話です。力のアドバンテージが男性側にあること、男性が女性をコーチングする図式が多いということが、ひとつの原因ではないかなと、私は感じています。

最高のコーチは教えない

Twitterで、この本の内容について投稿していた方がいたので興味を持ち、amazonプライムの無料リーディングにあったので読んでみました。

最高のコーチは、教えない。著者:吉井理人

~才能を120%引き出し、圧倒的成果を出す方法~

 

選手には四つのステージがある、という部分に興味を持ち、読み進めました。

選手の四つのステージを見極める

選手には、ステージがありますよね。冒頭に書いた、「潰されてしまった人」は、ステージに見合わないコーチングをされていたのではないかな、と私は思いました。

  1. 基本的に、コーチングは四つのステージに分類して指導を使い分けていく
  2. 選手がどこからどこのステージに移動したのかを見極める
  3. もっとも重要なのは選手が直面している課題の種類と大きさ

もっとも重要なのは選手が直面している課題の種類と大きさ

相手の精神的なステージや思考のステージを度外視したコーチングは、単なる押し付けであり、ストレスにしかならないです。(言い切る)

パートナーが直面している課題の種類と大きさに、しっかり目を向けて教えている場合、女性が「潰れる」ことはないと思う。

教える側の精神的ステージが低い場合、自分の自尊心や自己肯定感を満たすので精一杯のため、「俺が教えているのに、なぜできない!やる気がないなら辞めてしまえ。」とか言い始めたり。(よく見た光景)

自分が教えている人が、いまどのステージにいて、どのような課題の種類や大きさに直面しているのか。(技術だけではなく心理的にも。)

そこをしっかり見極め考えてコーチングがされている場合、女性が潰れることはないし、もっと強くなりたい、なれるはず、どうすれば強くなれる?という好奇心が沸くのではないかと思います。

その結果、向上心を持って練習に挑み、自分自身で課題を見つけることができるのだと、私は思います。

最悪なのは、マイナスの結果だけを見てあれこれ言うタイプ

結果が良ければ褒めるくせに、結果が悪ければ、あれこれ言われる。そんなコーチングを毎回されると、うんざりするし、モチベーションが一気に低下します。

結果が出せない自分に対する劣等感が大きくなってしまったり、努力しても報われないような無力感が押し寄せてきて、頑張る意味を見失ってしまうことも多い。。。

初心者のステージ

  • 基本的な知識スキルの指導をする
  • 指導に対するモチベーションは高い

自分に対する期待を持っているものの、失敗したときの言い訳を用意し、モチベーションが上がらない。失敗を恐れているので、自分を見られるのが嫌だという発想がある。

「自分は努力を怠っているから強くなれない」と平気で言ったりするのも、初心者のステージ。

ミックスを始めて2年目まで、私は初心者のステージでもがいていた。うちの相方は、私をつぶさなかった。あえて私に失敗する場面を多く与え、何度もトライすることを学ばせてくれた。(何度も何度も、情けなくて泣きながら帰ったけど)

もし私が、あの頃、初心者としてではなく、それ以上のことを求められてコーチングされていたら、早い段階で私は潰れていたと思う。

 

中級者のステージ

  • 技術的にまだまだ未熟
  • 高い壁を感じている
  • 人間力を高めようともがいている
  • 課題が多く、クリアできない
  • モチベーションの維持が難しい
いま、私はこのステージにいます。もがいています。モチベーションをケアするのは自分自身、技術的な課題をクリアするためのサポートは相方がしてくれています。長らく滞留しております。

なかなか課題をクリアすることができず、長らくこのステージにとどまる選手も多く、一軍と二軍を行ったり来たりする

 

もし今、私自身が、自分のステージを把握できず、中上級者と自分を比較して劣等感を持てば、自分で自分を潰すことになる。相方から「プライドを持て」と厳しくコーチングされたら、まだプライドを持てるステージではない私は、精神的に圧迫されて逃げ出したくなるに違いないです。

中上級者のステージ

あの人、強いけどなぁ。。。と言われる人が多いステージですよね。

プライドが邪魔をして、ステップアップできない人、すごく多いです。もっと強くなれるはずなのに。プライドが邪魔をする、というか、適正なプライドを持つのも難しいし、適正なプライドを持っていたとしても、変なプライドを持つコーチに「お前なんか全然だめな癖に!」とか言われて嫌になっている人も多く見かけます。

中上級者のステージにいる人をコーチングできるのは、技術だけでなく精神的にも上級者である人物でないと、成り立たないと私は思います。

上級者のステージ

上級者の方をコーチングする人(一般人の中で)は少ないと思うので割愛しようかと思いましたが、一応書いておきます。

上級者の方々は、技術面だけではなく、人間性も持ち合わせていることがほとんどなので、ものの考え方や対処の仕方、立ち振る舞いなどを見ているだけで勉強になります。

上級者のステージにいる方と一緒に練習をすると、自分とのステージが離れすぎていて、雲の上感が半端ないです。

しかし、最初から上級者であったはずはありません。きっと最初は、誰もが初心者のステージからバドミントンを始めたはず。才能も左右するかもしれませんが、色々なコーチングを受け、それが機能したからこそ、上級者のステージでバドミントンをされているのだと思います。

潰れてしまった人の共通点

  • ステージに見合ったコーチングをされなかった
  • 知識のないコーチからの押し付けが重圧になった
  • 育てるという名の「火傷するほどの歪んだ情熱」で自尊心を失った
  • 自分で考えることができなくなった

以上が、私が見てきたパターンです。

幸い、うちの相方は、あんな感じの人なので、喧嘩しながらもうまく私のステージに合わせたコーチングをしてくれています。

 

四つのステージを見極めないと「潰れる」

人には人の、ステージがある。難しすぎる。

そして思いました。いまのステージをクリアしないと、私は他の人とミックス組むのは無理だな、と。性格的に、無駄にポジティブだし、相手をイラつかせる。

私とミックスを組めば、ひとつ上のステージのコーチングをしてくるに違いない。うん。相方ぐらい、どうでも良い感がなければ、きっと無理だ。げろーん